岩場に沿うようにしたたり落ちる滝。その名は、仏典に節をつけた仏教音楽の一つ「」に由来する。平安時代後期の天台宗の僧・を始めとした「声明法師」たちは、この滝に向かって声明の練習をしていた。初めは滝の音に消されて聞こえなかった声明の声が、稽古を重ねるに従って滝の音と声明の声が調和していき、ついには滝の音が消え、声明の声のみが朗々と聞こえるようになったという逸話があるらしい。高低差は15メートルほど。「呂律が回らない」という言葉の由来となった、・という2つのが流れていて、その律川の上流にあるのが音無の滝。呂川は地元では「ろがわ」と呼ばれている。大原のバス停から呂川沿いに歩いていくと、大原三千院を通り越し、さらに来迎院も通り過ぎて、その奥。バス停から徒歩約30分で自然を堪能できる。

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